レッスンの進め方

幼児

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最初は音符が読めないのはもちろん、ひらがな・カタカナも読めないケースが多いので、真似させることから始めます。 また、指の力も大人に比べたらまだまだなので、左手の押さえは小指、薬指を初期段階では使わず、人差し指・中指で押さえさせて練習させます。 2、3ヶ月で「たこたこあがれ」などの練習曲が弾けるようになります。 その後「ちょうちょ」など、指が痛くても嫌にならない様な曲も行います。 村治式ギター早期教育も参考にレッスンを進めます。幼児用の教本が終わりましたら、順次小学生の教本に移っていきます。また絶対音感も身につけるようレッスン致します。(ただし、親御さんのご協力も必要となります)


小学生

最初は子供用のギター教本で、やさしい練習曲「かえるのうた」「ちょうちょ」などレッスン致します。 また、幼児の生徒さんと同じように、音符が読めない子供がほとんどですから、最初は音符の上にドレミを書いてもらいます。2,3か月経ちましたら、音階練習、アルペジオ練習などももちろん致します。 その後希望により、好きな曲も練習致します。エレキギターの生徒さんには、最初はピックの持ち方などを説明いたしまして、半音階、バッキングなどの練習となります。 同時に教本の練習曲もします。 4、5ヵ月で簡単な曲(ベンチャーズなど)が弾けるようになります。 ハンマリング・プリング・チョーキングなどの練習をプリントで行い、希望の曲も弾けるようにレッスン致します。


中・高生

小学生に比べて指の力は多少あるので、大人用の教本でスタートします。最初は右手の弾き方、音階など、基本的なことを説明いたしまして、練習曲も行います。 ある程度基本が身に付きましたら、希望の曲もレッスンいたします。又この年代はエレキギターの希望が多いです。 エレキギターの場合は、ピックの持ち方・半音階・バッキングなどを最初にプリントでレッスン致します。 その後、ハンマリング・プリング・スライド・チョーキング・ミュート他、技のトレーニングを致します。同時に練習曲も行い、その後希望の曲を中心にレッスンします。 バンドを組んでみたいと思っている方もいらっしゃいますので、あわせの練習も致します。 経験者には本人と相談して、基本を行いたいのか、曲中心にやりたいのかによって、レッスン内容が変わってきますが、基本的には生徒さんの希望をなるべくかなえるように、レッスン致します。


大学生以上の大人の方上の方

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アコースティックギター・クラシックギターなどをご希望の場合、音階、アルペジオなど、基本的なことをメトロノームにあわせて練習します。 その後練習曲となり、希望の曲もレッスン致します。弾き語りの場合、コードもあわせて説明致します。エレキギターは最初はピックの持ち方、半音階、それからバッキング・ハンマリング・プリング・スライド・チョーキング・ビブラートなどをプリントでレッスン致します。 やさしい練習曲なども随時行っていきます。 エレキギターはリズムが命ですので、メトロノームでのあわせは必ずします。その後希望の曲も必ず致します。 経験者には、最初に相談してレッスン内容を決めていきます。 独学でやっていて基本的なことを練習したい方には基本練習を、曲中心にやりたい方には曲中心で。 将来プロになりたい方もいると思います。もちろんOKです。その場合、希望曲中心ということより、様々な曲を弾きこなす事が出来るように、基本練習などさまざま行っていきます。


60才以上の方

基本的に大人のレッスンと同じですが、曲に対するレッスン時間が大半を占めます。(当教室に入学される方は60才代以上の方が非常に多いです) 教本をやりながら演歌などの曲(「影を慕いて」「悲しい酒」など)をレッスン致しまして、将来的には「湯の町エレジー」「北の旅人」などの曲も、希望がありましたらもちろん致します。クラシック希望の方は、カルリアグアド、カルカッシなどの練習
曲を行いまして、「禁じられた遊び」「アルハンブラの想い出」などの曲も致します。

#全般を通して、レッスンを進める上で肝心なことは、人それぞれ個人差があるということです。生徒さんの意見も聞かず、レッスンを進めてしまうことはありません。 また、基本練習や練習曲は面白くないという方は希望曲中心でも構いません。

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